フランスで話題のヘンプクリート

私たちは商業用のヘンプ栽培を北海道で行えるように
北海道ヘンプ協会を通じて活動をスタートしました。

それは北海道で生産されたCBDを提供する為ですが、
CBDの原料である「麻の茎」は今海外で建築にも
使われているのはご存知ですか?

それが「麻の茎+石灰=ヘンプクリート」です。

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✅フランスのスポーツセンター

フランス・パリを拠点とする
建築事務所「Lemoal Lemoal」に、
公共施設「Pierre Chevet Sports Center」が依頼し
出来上がったスポーツセンター。

そこで注目されたのが「ヘンプクリート」です。

ヘンプクリートがなぜ注目されてるのかには
3つの理由があります。

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🌿麻の栽培が簡単

少量の肥料と水分で、数ヵ月で約2〜3メートルも育ち、
天然繊維としては抜群の丈夫さである。

🌿幾つもの特性を持っていること。

天然の断熱性や音響性能、
接着剤やモルタル要らずで組み立てられるなどなど。

特に、
火災時でも30分間は崩れずに維持できるほどの
高い耐火性。(火災規格REI30準拠)

追加の断熱材要らずで広々とした空間を提供しながら
万が一の安全にも備えている。

🌿麻には森林の約2〜4倍のCO2を吸収する力がある

ケンブリッジ大学のDarshil Shah博士によると

森林のCO2吸収量は通常、
1ヘクタールあたり年間2〜6トン。
一方、工業用の麻は栽培面積1ヘクタールあたり
年間8〜15トンなのだそうです。てことは約2倍〜4倍!

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このようにヘンプはCBDはもちろん、
他にも有効的な使われ方があることを知って頂けた
のではないでしょうか。

特にCO2の吸収量については
地球温暖化の問題にも直結しますし、

2022年にはフランスのスタートアップ企業が、
ヘンプのバイオマスを使用してエネルギーを
生産開始する予定ということです。

ヘンプが地球規模で
大きな鍵になる可能性がありますね!

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